[PSV]GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動 レビュー

プラチナ取ったのでレビューでありんす。


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概要

「重力」を操作し空間を自由に移動・敵とバトル、人々の依頼をミッション形式でこなしながら物語りを進めるアクション・アドベンチャーゲーム(公式)

評価点

・自由度
このゲームの自由度は所謂洋ゲーの自由度とはベクトルが異なる「自由度」です。
主人公の重力能力を使って、街を探索するという行動だけでもこのゲームは楽しめます。
しかも、主人公の成長に必要なアイテム(プレシャスジェム)が集められるのもこの街探索を楽しめる要素だと思います。
マップ自体はそこまで広くはないのに重力操作によりでとても広く感じました。

・ストーリー
1章のボリュームが少ないので時間が少ない方でも気軽に遊べます。
個人的には11話までを1部、12話以降を第2部と思っています。

・グラフィック
製品版でも同様に気になったのがジャギでしたが、結局の所ゲームをやっているときそんなに気にならなくなりました。
独特の描写や背景はこの作品ならではのものがありとても良かったです。

・BGM
個人的に耳に残るものが多かったように感じます。

問題点

・ストーリー
評価点とは相反する内容ですが、ボリュームが少ないです。
一応、めでたしめでたしで終っていますが、伏線を完全に投げて終っています。次回作への布石なのかもしれませんが謎が多すぎます。
今作だけではストーリー内容は評価できないので、さっさと次回作をお願いしますｗ

・操作性
各種インターフェイスとの兼ね合いもあってか物凄く微妙。
特に重力スライドは慣れないとどうしようもなかったです。

・重力スライド
必要性が微妙+操作性悪で存在価値を疑うアクション。ぶっちゃけ出番は該当のチャレンジミッションぐらい。
なんでしょう…絶望的に操作性が悪い。重力スライド使用時は若干の視点変更もあるのも使いにくいです。小回りも効きにくいです。そして段差に物凄く弱い…段差で跳ねて重力の方向からあらぬ方向に～
取り敢えず、ドリフトを使いこなせるようになればチャレンジミッションでタイムは出ます。コツはチェックポイント通過前にドリフトで向きを変えつつチェックポイント通過ですかね。
個人的に操作を物理キーでも出来るように配置を変えているともっと違うのではないかと思いました。

・チャレンジミッション
本編クリア後以降でないとまともに記録が出せないミッション。最初のうちは出せてもブロンズが精一杯かな。
ぶっちゃけクリア後にまとめてやるのが効率が良いです。
難易度的には、バトル系が異様に簡単(何も考えずに無双するだけ)で、エナジーレースが簡単'(消費効率上げればレース系で一番楽)、重力クラブ系は能力上昇前提ですが難易度は簡単です。
逆に難易度が高いのは操作性に慣れが必要な重力スライドレースとタイムがそれなりにシビアなフリースタイルですかね。
また、チャレンジミッションはミッション途中で失敗してやり直そうにも、リトライが一旦クリアしないとでないorリタイヤしてやり直すというクソ仕様。これは考えていないとしか言えない…しかも後述するロードの遅さも相まって作業感がUP…ふざけんな
また、レース系のチェックポイントのカーソルの判定基準がいまいち分からなかったです。3～4yくらい離れてても認識されるところもあれば、1y以内でもしっかり触れないと通ってないなど…
そもそもレース系のミッションならチェックポイントをライン(このゲーム的には領域)を通過する方が良かったのではないかと思います。
あと細かいオブジェクトや人が邪魔(笑)

・ロードが遅い
DL版ですのでVitaカード版に比べて遅いのはあるとは思いますが、待たされること待たされること…。
特にチャレンジミッションをやるときに顕著に感じます。
ストーリーミッションだけをやるならそんなには気にはなりませんが、やりこみをする人にとってはストレスの要因かと。

総評

・点数は7/10
・新規タイトルとしては良いが、作り込みの甘さがとても気になる
・世間の絶賛とはなんなのかという個人的印象（ぉ
・操作性、ロードに難あり
・Vitaのソフトとしては誰にでもオススメできる作品(埃被ったVitaが久しぶりに起動しますね！)

まぁ、取り敢えずVita買ったら買っとけって作品ですかね。個人的には期待値が高かったためにちょっと幻滅気味ですがｗ
特にボリュームが少ない。20時間ほどでプラチナ取れる(中には13時間もあれば取る方も)ボリュームと考えれば某スベリオンに近いもの（ぉぃ
とはいえ、Vitaの機能をうまく使った点や独特の世界観、楽しい重力操作なんかもあって楽しめる作品なのは間違いないです。
ストーリー的に明らかに続編が出るので期待しておきましょう。

おまけ

クロウも使いたかったです。


制服キトゥンちゃん。イケメンですね（ぉ


サービスショット。


サービスショット(違

GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動

• 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
• メディア: Video Game

タグ：レビュー GRAVITY DAZE PSV